windows10右クリックに「コマンドプロンプトで開く」を追加する方法(アイコン付き)





(コメント欄で、でるもんた・いいじまさんが、記事を訂正していただいてるのでそちらをご参照ください。でるもんた・いいじまさん、ありがとうございます。)Windowsで、フォルダの上や何もないところで右クリックしたときに、その場所でコマンドプロンプトを開きたいという時が結構あります。「右クリック→(そのフォルダ上で)コマンドプロンプトを開く」方法を紹介します。(システムの設定をいじるので自己責任でお願いします。)

レジストリ登録ファイルを作る

メモ帳で下記のコードをコピペして保存します。

※こちらからもダウンロードできます。
→ 右クリックにコマンドプロンプト追加

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\cmd_here]
@="コマンドプロンプト"
"Icon"="C:\\Windows\\system32\\cmd.exe"

[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\cmd_here\command]
@="C:\\Windows\\System32\\cmd.exe '%L'"

[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell\cmd_here]
@="コマンドプロンプト"
"Icon"="C:\\Windows\\system32\\cmd.exe"

[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell\cmd_here\command]
@="C:\\Windows\\System32\\cmd.exe '%V'"

で、拡張子を「.reg」にします。こんな感じ。

notepad-cmd

(拡張子の変更方法は、「windows10 拡張子 変更 方法」などで検索すると出てくると思いますがこういうニーズがある人で拡張子の変更方法が分からない人はあまりいないような気が…)

右クリックで結合する

作成したファイルの上で右クリック→「結合」を選びます。

警告メッセージが2回出てきますが「はい」→「はい」で結合します。

しばらく待ってから、エクスプローラーの中とかフォルダの上で右クリックをすると「コマンドプロンプト」というメニューが追加されているはずです。

何をしているのか?

Windowsのレジストリに、コマンドプロンプトの起動とコマンドプロンプトのアイコンを追加する設定を書き込んでいます。

削除するときは…

レジストリエディタを起動します。(Windowsキー+R→開いた小さな窓に「regedit」と入力→エンターキーまたは「OK」をクリック)

フォルダをたどって「HKEY_CLASSES_ROOT → Directory → shell → cmd_here」まで行きます。

「cmd_here」を右クリック→削除します。

また、同様に「HKEY_CLASSES_ROOT → Directory → Background → shell → cmd_here」まで行って、「cmd_here」を右クリックして削除します。

右クリック→PowerShellを追加したいときは

こちらの記事もどうぞ:windows10右クリックに「PowerShellで開く」を追加する方法(アイコン付き)

お勧め書籍

個人的には逆引きが1冊あると役に立つと思います。あと、ポケットリファレンスもあると便利。




“windows10右クリックに「コマンドプロンプトで開く」を追加する方法(アイコン付き)” への2件の返信

  1. でるもんた・いいじまさん、丁寧に訂正をいただいてありがとうございました。
    冒頭に、修正をしていただいた旨とお礼の言葉を追加しました。
    本当に助かります。ありがとうございます。

  2. このコードですが、デフォルトで…\shell\cmdというキーがあって、でも右クリックには反映されないようになっています。PowerShellを殺す設定と合わせて、下記の内容で上手くいきましたのでご報告いたします。

    Windows Registry Editor Version 5.00

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Directory\Background\shell\cmd]
    “HideBasedOnVelocityId”=dword:00000000
    “ShowBasedOnVelocityId”=dword:00639bc8
    “Icon”=”%WINDIR%\\system32\\cmd.exe”

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Directory\shell\cmd]
    “HideBasedOnVelocityId”=dword:00000000
    “ShowBasedOnVelocityId”=dword:00639bc8
    “Icon”=”%WINDIR%\\system32\\cmd.exe”

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Drive\shell\cmd]
    “HideBasedOnVelocityId”=dword:00000000
    “ShowBasedOnVelocityId”=dword:00639bc8
    “Icon”=”%WINDIR%\\system32\\cmd.exe”

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Directory\Background\shell\PowerShell]
    “HideBasedOnVelocityId”=dword:00639bc8
    “ShowBasedOnVelocityId”=dword:00000000
    “Icon”=”%WINDIR%\\system32\\WindowsPowerShell\\v1.0\\powershell.exe”

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Directory\shell\PowerShell]
    “HideBasedOnVelocityId”=dword:00639bc8
    “ShowBasedOnVelocityId”=dword:00000000
    “Icon”=”%WINDIR%\\system32\\WindowsPowerShell\\v1.0\\powershell.exe”

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Drive\shell\PowerShell]
    “HideBasedOnVelocityId”=dword:00639bc8
    “ShowBasedOnVelocityId”=dword:00000000
    “Icon”=”%WINDIR%\\system32\\WindowsPowerShell\\v1.0\\powershell.exe”

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